犬の骨盤骨折モデル
2014-12-05
犬の腰椎、骨盤、大腿骨部の模型を制作しました。
まずDICOMデータから必要箇所を抽出し、骨折部位や関節部の骨の分離状態を確認してからまず
縮小模型を造形しどの個所の骨が完全に離れているか確認してみました。
修正前
修正後
しかし、骨盤の骨折部だけでなく腰椎の横突起の切断や、関節部などの分離によってうまく仕上がらず、
再度実寸で造形を行い、分離した個所を模型で確認しながら再度ソフトにて骨の分離個所を繋げる作業を行いました。
細かな部分に少し苦戦しましたが、最終綺麗な模型が仕上がり満足です。
※(協力:ダクタリ動物病院 京都医療センター)
最後に位置関係が分かるように継ぎ足した部分は色を付けてわかりやすくしました。
今回はマーカーで模型に色をつけましたが、継ぎ足しが多い場合は着色してカラー造形することも可能です。
模型の使用目的やご希望に応じてさまざまなご要望にお応えします。
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