特殊症例顎模型
2013-07-03
インプラントを上顎大臼歯部に植立する場合、歯槽部の骨量が必要となりますが、上顎洞が大きく、歯根部まで垂れ下がっている
と十分な骨量が得られません。
そこで上顎洞内の粘膜下に骨を増殖させ、洞底を厚くする施術(サイナスリフト、上顎洞底挙上術)をする場合、上顎洞の前面部に
穴をあけるわけですが、翼突筋静脈叢や大口蓋動脈等がどのように走行しているか理解して、
これらを傷つけないように手術に当たります、この患者は得意なケースで非常に太い、静脈叢が走行しており、
上顎洞前面の血管の位置を模型上で再現してみました。
(模型提供 大阪市此花区 医療法人宏仁会 小池歯科医院)
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